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活動履歴
欠陥住宅神戸NETの活動履歴を紹介させて頂きます。
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活動報告

建築士、弁護士、研究者らによって1996年に設立された欠陥住宅被害全国連絡協議会は、現在、北海道から九州まで12の地域ネット、会員約1000名の任意団体であり、年2回の全国大会を開催すると共に例年全国一斉に「欠陥住宅110番」を実施しています。

地域ネット交流会  平成26年12月6日(土) 

 午後1時半に開会。神戸NETの佐古代表幹事のあいさつに続き、東海、中国・四国、神戸から近況の活動報告がありました。  
 戎先生の講演は、経年劣化または耐震改修されていないマンション、さらに災害で被災したマンションの再生、一括売却に関する法制度に関するお話でした。  
 耐震性能不足のマンションについて改修や建て替え、建物を除去して土地を売却する際に、「条件を満たせば」可能になったこと、さらにそれらの実施に関して、直接的・間接的に発生が予想される問題点などについても言及されました。  
 また関連して「団地再生」に対する検討が進められていることも紹介されました。
 
 その後、神戸NETの事例報告を元に、欠陥住宅の相談から予備調査・本調査の実施、さらに訴訟となった場合など一連の流れの中で、それらに伴う費用についての意見交換が行われました。


欠陥住宅被害全国連絡協議会第37回大会  
平成26年11月22日(土)~23日(日)
 
 メインテーマは、「宅地の安全を考える」。各地の宅地被害の報告と、専門家による地盤地質の基本的知識の講演があり、続いて立命館大学教授 松本克美先生による、宅地被害の法的責任についての講演。主として建物自体の安全性を検討している欠陥住宅ネットのメンバーにとって視野を広げる有益なお話でした。  
 2日目は、「初動調査(予備調査)のあり方」について、各地の代表者によるパネルディスカッションを開催。各地それぞれの事情等により多様な体制が明らかになり大変有意義でした。


7月例会より(7月16日) 
 地域ネット交流会…次回、神戸NET主催で12月6日(土)午後に開かれることになりました。 欠陥住宅ネットでは皆さんからの相談に基づき、技術的な問題の場合は建築士が、契約や金銭問題の場合は弁護士が、それぞれ現場を確認する予備調査と、さらに問題がある場合は本調査の二段階で進めていくことになっています。(相談の流れ
これらの調査には実費をいただくことになっていますが、その費用設定に関し、中・四国ネットと東海ネットとともに意見交換を行う予定です。 マンションのリフォーム…先月に続き、その「落とし穴」について、数多く手がけた建築士から、これまでの実例をもとに報告がありました。
・各戸ガス供給容量の不足で、床暖房ができない、浴室乾燥機が使えない
・同じく電気容量が不足しており、エアコンがつけられない
・管理規約による制限のため大型エアコンがつけられない
・内装や天井をはがすと新築工事の際の「欠陥」が見つかった ・単なる間仕切り壁がコンクリートブロックのため、解体撤去工事で大騒音が発生した。


6月例会より(6月27日) 

 地域ネット交流会開催予定…中四国・東海各ネットとの「地域ネット交流会」、次回は12月に神戸で開催されることになり、そのテーマについて検討しました。各地域にはそれぞれ独特の事情があって、開くたびに新たな展開があることが実感できます。

マンションのリフォーム…主に専有部分について、メンバーの建築士から事例を元に。
・フローリングに改装したいが、管理規約で一定の材質の使用が禁止されている。
・電磁調理器に替えたいが一戸あたりの電力容量が足りない。
・35年が経過したマンションで給水管が劣化している


全国ネット四日市大会レポート 

 第36回全国大会が,5月31日・6月1日の2日間にかけて,三重県四日市市で開催されました。 まずは,木村孝弁護士による「がけ」と擁壁に関する法的ルールについて概要を講演が行われ,擁壁関係の条文を再確認しました。 次に,立命館大学教授の松本克美先生に「建築瑕疵訴訟の到達点と課題」との題目で講演いただきました。主な内容は,阪神淡路大震災以降の主な判例について再確認するとともに,判例法理の今後の展開や課題について提起するもので,私個人としては,これまでの建築訴訟の判例を再確認することができ,とても充実したものとなりました。 2日目には神戸NETのメンバーでもある木津田秀雄建築士により「建物の外装・外壁」について講演いただきました。内容は,外壁の種類の説明から始まり,よく報告される瑕疵である漏水等に焦点をあてて,実際に発生した現場写真により詳細な説明が為されました。建築について専門的知識の浅い私にも,とても分かりやすいものでした。 今回の四日市大会は,総じてこれまでの大会よりも比較的経験の浅い弁護士を対象にした講演が多く,私にとっては普段以上に充実した大会でした。 四日市大会で得たものを今後も神戸NETで報告し,共有化を図りたいと考えております。
(中西)


第3回地域ネット交流会 広島市で開催  
 去る5月10日(土曜)、中国四国ネット主催の第3回地域ネット交流会が広島市で開かれました。  地域ネット交流会についてはたびたび当HPでも紹介してきましたが、中国四国ネット、東海ネットそして神戸NETが専ら日常の業務における問題点等について意見交換を行う事を目的とするもので、私は今回も出席してきました。  4時間程度の限られた時間の中で、前回に引き続き予備調査のあり方について活発に意見が交わされました。  従来から、神戸NETでは、予備調査は本調査の要否及び必要となる本調査の種類、費用の見当を付けることを目的として、建築士単独による目視調査の形で行ってきました。 しかしながら、今回の地域ネット交流会での意見交換を受けて、従来の方式が予備調査段階での依頼者の方々の要請と適合しているのかどうか、神戸NET内で見つめ直す必要があるのではないかと感じました。  また、新たに調査中の事故に対する対処など、業務中に起こりうる問題点についても気づかされた交流会でした。  なお次回は、神戸NET主催で行われることになりました。議題や日程については引き続き各ネット担当者と調整のうえ決まり次第、当HPでご案内する予定です。 
(中西)
リフォームセミナー開催
 3月8日午後2時より、神戸市すまいの安心センター"すまいるネット"連携セミナー「リフォームのトラブルに遭わないために」を、神戸市中央区サンパルビル、"すまいるネット"セミナー室で開催しました。私たちとしては初めての公開セミナーで、当日は二十数名の方が参加されました。
講師として当NETの佐古代表幹事(建築士)と中西事務局長(弁護士)が担当し、建築士と弁護士で構成されている欠陥住宅神戸NETならではの、技術的・法律的両面からのトラブルの分析と実例が報告されました。特に見積書・契約書を見るポイントやクーリングオフ制度、施工業者との打合せと工事進行に重要な記録のコツ、さらには映像で見る欠陥リフォームの例など参加の皆さんは熱心に聞き入っていました。
 当NETでは、これからもこれらのセミナーを開く予定です。機会があればぜひご参加ください。

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